「みなさま
昨日は・・・
おっかぁの大げさな
前フリのせいで」
「みなさまに
過度な期待を
与えてしまいまして」
「申し訳・・・」
「ございませんでした〜♡」
実は何か特別なことが
起こったわけでも
急に短いアンヨが長くなったわけでも
ありません(*^ω^*)
でも
不思議なことに・・・
急にうちの子になった（！？）
みたいなんですd(^_^o)
「ふふっ」
先週の火曜日の午後
なんだか妙におとなしい・・・というか
落ち着いている・・・
無駄におっかぁをストーキングしない・・・
おかしい。
もしや具合でも悪いのか？
またてんかん発作でも
起こしたらどうしよう。
そう思ったおっかぁは
静かに観察しておりました。
でも
その後も具合が悪いわけでもなく
夜には早々にひとり爆睡
なんだかこれまでよりも
ぐっすりと落ち着いて眠っていました。
「そお？」
それに
あえてグルーミングタイムを作って
「触られる練習」をしていたのですが
尻尾を触ろうとしても
お尻を触ろうとしても
嫌がったり唸ったりして
触らせてくれなかったのに
一番苦手な右の後ろ足以外は
触らせてくれるようになりました。
こんな無防備なくせに
右足は大事⬇︎
翌日もその様子を
不思議だなぁ〜って
思っていると
おっとうが何気なく
『げんは昨日から
うちの子になったんだよな〜♡』
と、ちびげんちゃんを
抱っこしながら言ったんです。
「えへっ」
びっくりして
なんでそう思った？と聞くと
『え？なんとなく。
昨日くらいから感じが変わったから。
それに最近足やお尻も
怒らないで
触らせてくれるんだよな〜』
と・・・
同じ時に
おっとうとおっかぁそれぞれが
そう思ったみたいです。
一体なにがあった！？
「へへへ・・・」
思えば
冬の寒い時期に保護犬として
レスキューされて
『げんちゃん』と呼ばれるようになり
一緒にレスキューされた
相棒ちゃんが先におうちが決まって
居なくなってしまったり
優しいお姉さんたちにお世話してもらって
環境に慣れようとしていた時に
知らないおっちゃんとおばちゃんちに
連れてこられちゃった訳で・・・
それって
すっごいことよね。
我が家に来て最初の頃
カバンやスリングに
入っていたのも
「おうちに帰る」つもりだったのかな
ごはんをもらうのに
めちゃめちゃ必死だったり
とにかく
『ごはんをくれるおばちゃん』が
いなくならないように
私がちょっと動くと飛び起きて
走って追いかける・・・・
きっとおちおち寝て居られなかったのね。
一応寝てるけど(*´ω`*)
私たちは
かわいいなぁ〜♡なんて
仕草や見た目で
受け入れたような気持ちでいたけれど
この子の胸中は
きっと・・・
謎だらけ〜の
不信感だらけ〜
だったにちがいない。
「おまえだれやねん」
ちびげんちゃんにとっては
保護されてから
短い期間で
里親が見つかって
良かったと言えるのか
もう少し
それぞれの場所で居場所を感じてから
進んで行ったほうが良かったのか
わからないけれど・・・
どちらにしても
激動の半年間を過ごしてきたのね。
「ええそうなんです。」
考えてみたら
お散歩だって
知らない場所に連れ出されて
『楽しいでしょ〜？』だなんて
恩着せがましいったらないわ〜
(^◇^;)
何がきっかけだったかは
わかりません。
でも、先週のその日から
肩の力が抜けたみたいに
心のトゲトゲがなくなったみたいに
私たちには見えました。
甘え方も
私たちに助けを求めるような
必死な甘え方ではなくなりました。
朝も私を起こしにくるのではなく
私が起きるまで
待ってくれるようになりました。
（ごめんね〜〜(^◇^;)）
待っていれば
ちゃんとゴハンがもらえる♡
・・・と
信じてくださる？？
「どうでしょう〜？」
ちびげんちゃん
我が家に来てくれて
がんばってくれて
ありがとう（╹◡╹）♡
もしかして・・・
諦めただけだったりしてd(^_^o)
「ぺろっ」
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