げんの黒歴史〜最終回④

 

きのうの続きです。

いよいよ最終回〜( ´ ▽ ` )ノ

 

 

再び入院した病院で

日に日に無表情になってしまったげん。

毎日面会に行っても

嬉しそうにもしない・・・

なにかに失望したような表情・・・

 

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食欲もあまりなく、

とうとう先生に

「食事もおやつも寄り好みして

このコはちょっとぜいたくですね。」

と言われてしまいました・・・・。

 

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あんなに食欲のあるげんが・・・

お家では食べたんだけど・・・・

どうしたんだろう。

 

それに、縫合した傷口もなかなか良くならない様子。

 

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そこで、おっとうは

かかりつけの先生に相談して

転院をすることを決意。

これまで手当をしてくれた先生には

申し訳ないけれど、こちらの都合で・・・。と

げんを連れて帰ることに・・・・。

 

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そして、かかりつけの先生に改めて

ケガの傷口を縫合してもらい

入院させてもらうことになりました。

 

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すると・・・・

慣れた先生と看護師さんに安心したのか

げんは「いつものげん」に戻っていってくれました。

「ごはんもおやつもよく食べますよ。」とのこと。

 

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そして傷口も治って退院するときに・・・・

先生がちょっと言いにくそうに

「げんちゃん、犬歯ってこんなでしたっけ?」と

げんの口を開けてみせてくれました。

 

すると・・・・なんと!

上下4本の犬歯の先がスパッと平らになっているのです。

一瞬、なんのことか分からず

「固いものでも食べさせて折れたのかしら!?」

なんて間の抜けた事を言ってしまったおっかぁ(⌒-⌒; )

 

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知識がなくて、後に知ったのですが

「犬歯切断」という処置があるんですね(ー ー;)

攻撃行動を起こしたり、噛みグセのあるコや大型犬で闘争本能が強いコの対策として・・・。

実は、はじめに手術をしてくれた先生はちょっとコミュニケーションが取りにくい先生で、

独り言のように何かをおっしゃることがありました。

その中で

「噛まれた経験のあるワンちゃんは、今度は自分が攻撃する事がありますからね・・・。矯正しないと・・・。」

と言ったのです。

もしかして、それが犬歯切断のことだったのか?

 

げんの名誉のために言っておきますが、

げんはマズルコントロールはできていました。

なので、それまで他のワンコに少々唸ることはあっても

攻撃行動はしたことはなかったのです。

もちろん私たちも噛まれたことはありません。

 

かかりつけの先生は、

「これは、硬いものを噛んだからって削れるようなもんじゃないですよ。」と言いつつも、

憶測になってしまう、という事で明言は避けましたが

たぶん、先に行った病院の先生の判断で行ったことだったのでしょう。

もしかしたら、げんがその先生に

攻撃行動をとったのかもしれません。

それにしても、飼い主の私たちはなにも聞かされていませんでした。

 

色々色々・・・・考えました。

げんを噛んでしまったワンちゃんのこと、

病院を紹介してくれて治療費を出してくれた

その飼い主さんのこと。

治療途中のげんを

すんなりと引き受けてくれたかかりつけの先生・・。

 

色々考えて、げんの犬歯切断のことは

もう済んだ事、として

あえてその先生に確認する事もしませんでした。

 

なにより、おかげさまで

げんはその後あっという間に傷口も治り

後遺症もなく元気になってくれました。

 

歯は・・・・欠けてるけどねっ。

06-07-06_21-21 当時のげん

 

げんが、どんな思いで

あの病院で入院し、

どんな状況で犬歯切断をされたんだろう( ;  ; )

それを思うと、

今も胸が痛いおっとうとおっかぁです。

 

でも、16歳までこうやって

明るく、そこそこ健康に生きてくれている。

げんは、ケガも病気もたくさん経験しているけれど

その事を「辛かったなぁ〜」っと

思い出すことは・・・あるのかな??

ないか・・・・ε-(´∀`; )

 

ということで、ひとまず

げんの最大の黒歴史はこれで最終回デス( ´ ▽ ` )ノ

 

 

きょうのげんさん・・・

そんな昔話はどこ吹く風〜

今朝もおかげさまでげんき・・・

 

うわっ。こわっσ(^_^;)

DSC_5604 なんやっ?

 

 

 

涼しいけれど雨降り。

この顔、散歩・・・迷っている様子(^ ^)

行きたい。でも雨キライ。

DSC_5624 う〜〜ん。

 

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「げんの黒歴史〜最終回④」への6件のフィードバック

  1. ゲンちゃん、こんにちは!
    初めましてグレープママと申します。
    ゲンちゃんの黒歴史読んで心痛いです。
    辛いことあったんだね(T_T)

    いつも 可愛な〜と思ってゲンちゃん見てますよ!
    うちにも9月に15歳になるシルバープードルのグレ爺がいます。
    ずっとコメントしたかったけど迷惑かな〜と悩んでました。
    でも、ゲンちゃんファンがいるよ〜!とお知らせしたくて…。
    これからもゲンちゃんのおだやかな日常を楽しみにしてますね!

    1. グレープママさん、はじめまして。コメント嬉しいです。
      コメント承認が遅れてしまって、お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

      グレちゃん(^ ^)見せていただきました♡
      失礼ですが、げんとちょっと似ているな〜ってうれしくなっちゃいました。
      でも、体重からするとげんのサイズの半分くらいのかわいいおじいちゃま♡ですね。お顔もすっごく若い〜。

      コメント・・・迷惑だなんてとんでもない。とてもうれしいです。
      ご覧の通り、いろいろありましたけどげんはがんばっています。グレちゃんも毎日ゆっくりのんびり楽しく歳を重ねてくださいね( ^_^)/~~~
      よろしかったらまたぜひぜひ来てください♡

  2. はぁ・・・読んでいるだけで、胸がぎゅぅ・・・となりました。
    げんちゃん元気な16歳!その16年の歴史の中に、こんな出来事があったのですね・・・。
    ひなたも若かりし頃、カラスを追いかけて崖からジャーーンプ!・・・で骨盤骨折&2週間入院したりしていますが、げんちゃんの黒歴史最終回:犬歯切断に比べれば、至って普通の?怪我なのでかわいいもんです。
    当時のママさん&パパさんのお気持ちを思うと・・・胸が痛みます(T_T)
    でも犬は「今を生きる」そうなので、きっと昔の事は忘れて、大好きなおっとうとおっかあとの楽しいお出掛けの事で頭イッパイのハズ!!
    16歳の今も、元気に固いオヤツをバリバリ楽しむげんちゃん♪
    これからもオヤツTIMEを満喫してね(^^)/

    1. RINDAさん、ひなたちゃんの崖からジャンプ〜からの・・・骨盤骨折ヽ(;▽;)ノうわ〜痛いわぁ・・・。
      かわいいケガなんてもんじゃ、ないですって・・・。
      治ってよかった〜。ひなたちゃんたら、見かけによらず・・・なんだから〜( ; ; )

      げんの黒歴史〜は飼い主の胸の痛みでもあります。
      特におっとうはリードを持っていたので、自分が一緒にいたのに、噛まれちゃった・・・という自責の念も強かった上に・・・歯の切断に気がつかなくて・・・という思いです。

      RINDAさんのコメントで、じゅわっ〜ときて泣きそうでした( ; ; )「犬は今を生きる」とは確かに。
      楽しいことを重ねて、満足な今を過ごして欲しいです。
      コメント、ありがとうございました。

  3. 辛いことがあったんですね。。。
    げんちゃん、笑顔が戻ってよかった!
    その獣医さんは、インフォームド・コンセントができていませんでしたね。。。残念です。
    それでも、げんちゃんの年表には、辛いことよりも、楽しくって、幸せな出来事が、今までも、これからもどんどん刻まれていくはずです♪

    1. ミルスベンさんこんにちわ。
      表情によって、あんなに「別犬」になってしまうものなんだ・・・と今思い出しても驚きな経験でした。

      獣医さんによって考え方がそれぞれなので、何か持論あってのことだったんでしょうが・・・
      転院させたいと言ったら、プイッとヘソを曲げてしまった獣医さんでしたので、自分の方針には確固たる自信があってのことで、私たちが身勝手な飼い主に見えていたのかもしれません。
      いろいろあってもげんはご覧の通り〜です(^ ^)
      ワンコから、人生いろいろ♪過ぎてしまえばなんとかなった。と教えてもらっています。

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